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厳如光勝和歌懐紙

¥58,000 税込

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【基本情報】
一幅
旭圓如鏡
江戸〜明治時代
本紙縦35.4糎 横48.0糎
総丈縦125.5糎 横62.3糎
紙本墨書
軸装
箱入

【状態】
天(特に左側)に大きな赤茶色のシミ
風帯裏に赤茶色のシミ
本紙に折れ・少し汚れ
地に赤茶色のシミ・少し汚れ
箱の側面のうち一面破損

【翻刻】
(本文)
旭圓如鏡/光勝
出る日の本の/ひかりは萬代も/うつりらはらぬ/かかみなるらむ

(外題)
⬜︎法主/厳如上人/⬜︎和歌/旭圓如鏡

(箱上書き)
真旡量院殿御懐紙〈出る日の〉

【商品説明】
現在の真宗大谷派(本山は東本願寺)
第二十一代門首にあたる
厳如(諱:光勝)(一八一七〜一八九四年)が
旭圓如鏡と題し詠んだものである。
この和歌は厳如の十七回忌を記念として
元華族の向陽会によって作られた厳如の歌集である
大谷内事局編『枳殻の花』(一九一〇年)の
下巻(原題『からたちの花』)の
雑歌の章の第一首目に採録されている。
厳如やその父である達如は有力な町人に対し
自製の和歌を短冊などに記して与えており
これら短冊の類を下付されたときの礼金は
五百疋(近世後期では約二両分)ぐらいであった。
他にも厳如は
幼少期から絵画や彫刻に非凡な才を持っており
それらも東本願寺の再建資金調達に
大きく役立ったと言われている。

(参考文献)
・国史大辞典編集委員会編『国史大辞典』第六巻(吉川弘文館、一九八五年)「厳如」の項(柏原祐泉氏執筆)
・柏原祐泉など監『真宗人名辞典』(法蔵館、一九九九年)「大谷光勝」の項
・「大谷大学図書館古典籍データベース」『枳殻の花』(宗大2813)の項
・奈良本辰也・百瀬明治『明治維新の東本願寺』(河出書房新社、一九八七年)

※写真画像にある『枳殻の花』は付属しません。

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